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栄養指導をしていて、患者様より「にがりはいいんですよね〜」「やせますか?」などとよく聞かれることがあります。そこで…
にがり(苦汁)とは
海水を濃縮して食塩の結晶をとりだした後に残った液体の事をいいます。 自然の塩を空気中に置いたままにしても溶けて出て来ます。主成分は塩化マグネシウムで苦い味がします。
にがりの中にはマグネシウムをはじめとする人間の身体にとって必要で、なくてはならないミネラル(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、など)が含まれています。わずか数滴でミネラルが補えるとあって、にがりが脚光をあびはじめたようです。では、にがりの何が良いのでしょう。にがりの中の主成分、マグネシウムにパワーがあるようです。
マグネシウムの効果
1.脂肪の吸収を防ぐ効果…脂肪がつきにくい
2.糖の吸収を遅らせる効果…血糖値が上がりにくくなる
3.ビタミンB1と協力してブドウ糖を燃焼させる効果…脂肪になりにくい
にがりだけをお茶などに入れて飲んでも効果はありません。ビタミンB1の含まれる食品と一緒に料理の中に入れて食べると言うことです。
→ビタミンB1の多く含まれる食品(豚肉・うなぎ・ハム・豆類・きのこ類・海藻類・緑黄色野菜など)
※マグネシウムの過剰な摂り過ぎは下痢を起こしやすくなります。また、腎臓の弱い人はミネラルを多く摂り過ぎると余分なミネラルをうまく排出できないと言う問題が起こることがありますので注意してください。にがりを購入するときにはマグネシウムの入ったものを選んでください。
一日、マグネシウム100mgが目安です。
栄養士より一言
にがりの効果をお話しましたが、にがりに頼る前に毎日の食生活を見直してみませんか?
食べ過ぎていたり、運動不足では?栄養のバランスは大丈夫ですか?
当病院では栄養指導も行っています。お気軽にご相談ください。
参考資料/発掘あるある大辞典2・「にがりで本当にやせるのか?」
(2004.01.15更新) |